お知らせ

  • 日本橋三越本店の「おもてなしのART」インスタレーションを制作しました。

    2019.01.28

    先週23日(水)より、日本橋三越本店のライオン口正面玄関入ってすぐのスペースにある「おもてなしのART」に、日本画と絵和紙作品のインスタレーションを展示しています。

     

    絵和紙は、一枚の和紙を漉くときに通常の和紙制作には用いない独自技法を取り入れて、和紙の濃淡(厚み)の差で、絵や模様を浮かび上がらせたもので、写真の白孔雀は、この絵和紙とロボット技術の融合作品です。

     

    白孔雀ロボットは、昨秋の個展で初披露させていただいたのですが、この半年間で更なるバージョンアップをとげ、孔雀の羽の動きをリアルに再現、さまざまな動きをみせ、来場者をお招きしています。白孔雀の背後にある日本画は四季折々の花を描いた「百花繚乱」という作品、サイドの絵和紙作品も「春の花々」「桜」「十二ヶ月の花」と花を表現した作品を展示しています。

     

    このインスタレーションアートは、2月19日(火)まで展示していますので、関東にお住まいの方はぜひご覧いただけたら幸いです。

     

    展示期間:2019年1月23日(水)〜19日(月)10:00〜19:00

     

    日本橋三越本店 本館1階 ライオン口正面玄関
    〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1 [地図]
    Tel:03-3241-3311(代表)
    Web:日本橋三越本店HP [アクセス]

  • 京都・寺町商店街の行灯「和の灯(なごみのあかり)」の透かし和紙を制作しました。

    2018.10.04

    みなさんは京都・寺町商店街をご存知でしょうか?京都にお住いの方にはお馴染みの通りですが、寺町商店街は今から400年あまり前、豊臣秀吉が市中の寺社をこの地に集めたことから名付けられたといわれる商店街です。この時代以降、仏具、書物、筆など寺院になじみ深い商いを営む人々が集まり、現在も京の文化、教養を支える老舗が多く並んでいます。
     
    このたび、ご縁があって、この寺町商店街の行灯の透かし和紙制作を承り、本日、この行灯のお披露目および点灯式を行いました(行灯の名前は「和の灯(なごみのあかり)」となりました)。「和の灯」は、商店街のお店とお店のあいだに設置され、通りに面した行灯の面には「寺町」という文字と「お寺の絵」を掛け合わせたデザインを、側面は花七宝、瓢箪の文様デザインを施しています。地上から約2、3メートルの場所にありますが、お近くにお越しの際は、ぜひ少し上を向いてご覧いただけると嬉しく思います。なお、本日の点灯式には、京都新聞社やKBS京都の方も来られ、KBS京都では明日5日11:55からの京都新聞ニュースにて、京都新聞では明後日6日の朝刊にて掲載いただけるようです。
     
    西嶋はこの数年のあいだ、日本画制作と並行して「絵和紙」の制作に力を注いでおり、この機会を皮切りに和の空間を美しく演出するアートな素材として活用いただけたらと考えています。今後、西嶋自身もどのような空間で使っていただけるのか、日本画制作と合わせて模索していきたいと話していますが、もしご意見やご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
     
    ところで、今回、行灯制作でもご尽力くださったガクブチのヤマモトさまのご厚意で、明日よりヤマモトさまのショーウィンドウに西嶋の絵和紙作品を展示させていただくこととなりました。10月中は常時展示していますので、お近くに来られる機会がありましたら、ぜひご覧ください。
     
    寺町専門店会商店街ホームページ:http://www.teramachi-senmontenkai.jp/
    額縁専門店 ガクブチのヤマモト:http://www.framing-y.com/
     
    西嶋豊彦事務所
    竹田陽平

  • 雑誌『美術の窓』に「読み書き障害」について寄稿文を掲載いただきました。

    2018.08.29

    9月5日から開催される東京・日本橋三越本店の個展まで、あと1週間となりました。
     
    さて、本日は、アート雑誌『美術の窓』に掲載いただきました「アートと発達障害 ー読み書き障害ー」について、みなさまにお知らせいたします。ここではその内容を少しご紹介します。
     
    西嶋には息子がいまして、「読み書き障害」「多動症」があります。昨年、西嶋は息子が苦手なことと自分の苦手なことがとても似ていることに気づき、それが読み書き障害ということを知りました。それまで自分が読み書きが苦手なことに大きなコンプレックスを感じ、家族にさえ隠してきたようなことだったので、このような障害があるということを知ったことは、とても衝撃的な話でした。
     
    また、そのことを知ったとき、西嶋は長年秘めてきた苦しみが雪解けしていく、心がほどけていくのを強く感じたようです。そして、このときの何とも言えない想いを、表現者として時間をかけて昇華させて創作に励んだのです。今回の個展のテーマである「解放」は、この経験を通じて出てきた言葉でもあります。
     
    この記事では、「読み書き障害が実際にどのような障害なのか?」という話をはじめ、西嶋が今後、親として、表現者として、「発達障害を持つ子どもたちの未来を明るいものにできるよう活動していきたい」という話も書かせていただきました。ぜひ美術の窓を手にとっていただければと思いますが、下の画像をクリックいただきますとPDFで寄稿文をご覧いただけます。
     

     
    今後、当ブログでは、西嶋のこうした社会活動についてもお知らせしていきたいと思います。
     
    西嶋豊彦事務所
    竹田陽平

  • 9/5〜10開催 日本橋三越本店 個展「解放 ー日本画への挑戦ー」

    2018.08.01

    9月5日(水)から10日(月)まで、東京・日本橋三越本店にて個展を開催いたします。

     

    今回の展覧会のテーマは「解放」です。解放には脱皮の意味もあり、人は生きているあいだに何度も生まれ変わる、歳を重ねても挑戦することで新しくなっていく、という信念をもとに、これまで20数年のあいだ取り組んできた日本画を軸足にさまざまなアプローチで創作した作品を展示します。

     

    具体的にいえば、西嶋の代名詞ともなっている四季折々の花々を色鮮やかに表現した日本画作品、幅6メートルの大作「鳳凰」や「伊勢海老」、日本画が平面から飛び出す半立体作品「白龍」、透かし和紙の厚みの差(凹凸)だけで日本画的表現にアプローチした絵和紙作品、透かし和紙とロボット技術との融合作品「白孔雀」など、これまでの個展でもっとも幅の広い作品群を展示します。日本画表現の豊かさ、多面性を感じていただければ幸いです。
    ※Webカタログはこちらからご覧いただけます。
    ※絵和紙については、過去のお知らせで詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

     

    個展開催中は終日在廊しています。みなさまとお会いできることを楽しみにお待ちしております。

     

    展示期間:2018年9月5日(水)〜10日(月)10:00〜19:30 (最終日は17:00閉場)

     

    日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
    〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1 [地図]
    Tel:03-3241-3311(代表)
    Web:日本橋三越本店HP [アクセス]

  • 日本橋三越本店「第10回 Nihonga・京」(7/25-30開催)に出品します

    2018.07.22

    このたび、日本橋三越本店で開催される、日本美術のグループ展「第10回 Nihonga・京」に出品します。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

     

    展示期間:7月25日(水)~30日(月) 10:00〜19:00 (最終日10:00〜17:00)

     

    日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
    〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1 [地図]
    Tel:03-3241-3311(代表)
    Web:日本橋三越本店HP [第10回 Nihonga・京]

  • 自画像を描いた初期作品を振り返る

    2018.07.21

    西嶋豊彦が日本画の世界で注目を集めた初期作品(1992~1996年発表)はすべて自画像です。
     
    人は誰でも思春期や社会に出たときに、多かれ少なかれ悩み、自己を見つめる時期がありますが、西嶋には「自分はなぜ生まれてきたのか?」にはじまる自問自答を繰り返す期間が長くありました。
     
    そのなかで描いた作品が自画像です。6年に渡り描き続けた自画像作品の一部は、当HPの作品ページや、あゆみページでも紹介していますので、ぜひご覧いただければと思いますが、描かれる絵はすべて、「死」の空気が漂っています。
     
    いま、西嶋は20年以上経った当時を振り返り、「自分自身に対しても、他者に対しても、破滅的思考が非常に強かった」と感慨深く話しますが、当時は極限にまで痩せ、いつ人生を終えてもいいというような心理状況のなかで、ただただ、日本画のなかに自己表現を追求したのが自画像作品でした。
     
    その後、ある冬の朝の出来事をきっかけに、西嶋は「生」へと目を向けるようになり、描く世界も変わっていくのですが、初期作品で追求した微に入り細に穿つ筆致は現在にいたるまで変わりません。
     
    西嶋はよく、ひとつの対象物を描くとき、何十枚、何百枚とスケッチをしているうちに、その対象と対話できるようになり、やがて一体感が生まれたときに作品が誕生すると言いますが、これは、初期の自画像作品を描くなかで確立したスタイルです。このHPを制作するにあたり、自画像作品と久々に対面し、「自画像を描いていたときは、本当に何度も何度も自問自答繰り返したので、物事を表面的に見るのではなく、対話ができるようになった。大切だと思うようになったのだと思う」との一言は、とても印象的でした。
     
    西嶋豊彦事務所
    竹田陽平

  • 日本画に邁進した理由

    2018.07.10

    西嶋は高校卒業後、一度会社員をしてから美術大学へ入学し、本格的に絵画をはじめています。それは、絵を学びたい、描きたいという自分でも抑えきれない強い気持ちがあったからなのですが、入学前は日本画というものをよく知らなかったといいます。ただ、そんな思いを抱えていたときに、当時、勤めていた会社の上司に相談したところ、「日本人だから、日本画をしてみたら?」といわれたことがきっかけで日本画を学びはじめ、次第に、その奥深さに熱中するようになり、気づけば今日に至るまで20数年、その道に邁進しています。
     
    なぜ西嶋が日本画がを描き続けたのかといえば、まず日本画に使用する岩絵具の美しさに魅せられたこと、そして余白の美を愉しむといった自身の美的感覚にしっくりきたことなど、いろんな理由がありますが、日本画の画材が主に自然素材からつくられていることが、今となっては一番大きな理由だったのかもしれない…といいます。
     
    これは、西嶋が琵琶湖にほど近い湖北町(長浜市)という自然豊かな環境で育ち、自然に近しい気持ちがあるということや、彼の作品の根幹にある、生や死、光、闇、ぬくもりといったテーマを表現するときに、自然素材を使う日本画の表現がもっとも自身の表現にしっくりきたということでもあり、それがゆえに、日本画、日本美術の豊かさを学び、日本画に邁進することとなったのです。
     
    それから20余年、西嶋は日本画家として活動しながら、近年は海外で作品を発表する機会に恵まれ現代アート作品も創作していますが、現代アート制作においても日本で伝統的に使われてきた自然素材を使いたいという想いは変わっていません。
     
    前回ご紹介した、和紙の濃淡(厚みの凹凸)で絵を描く、「絵和紙」はまさにこの想いと合わさるものですし、西嶋の創作活動において自然素材を用いること、活かすことは主題となっているのです。
    ※絵和紙、現代アート作品は、こちらからご覧いただけます
     
    西嶋豊彦事務所
    竹田陽平

  • 高知大丸 グループ展「土佐の紙に描く 日本画新作展2018」

    2018.06.26

    このたび、高知大丸で開催される日本美術のグループ展「土佐の紙に描く 日本画新作展2018」に出品します。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

     

    展示期間:7月4日(水)~10日(火) 10:00〜19:30 (最終日のみ 10:00〜16:00)

     

    高知大丸本館5F催会場
    〒780-8566 高知県高知市帯屋町1丁目6番1号 [地図]
    Tel:088-822-5111(代表)
    Web:https://www.kochi-daimaru.co.jp/event/cat14/2018.html

  • 昨秋発表した「絵和紙」作品(障子アート)のこと

    2018.06.25

    先日、和紙の厚みの差で絵画や模様を浮かび上がらせる透かし和紙「絵和紙」についてご紹介しましたが、今回は、その絵和紙作品についてお話します。
     
    昨秋、西嶋は京都・泉涌寺と東本願寺渉成園で、初めて絵和紙のみ障子作品を奉納しました。
    ※掲載している写真は、11月に泉涌寺で撮影したものです。
     
    みなさんもご存じのように、障子に貼られる和紙といえば、白地で向こう側は見えないものが使われますが、西嶋は、障子和紙に背景が透ける「絵和紙」を使い、さらには、障子の向こうの景色とも合わさて見られような表現ができればと制作にとりかかりました。
     
    泉涌寺、東本願寺渉成園ともに、中庭に美しい紅葉があることから、紅葉が見える部屋の障子に紅葉を描いた絵和紙を貼って、写真のように「自然の紅葉」と「和紙の紅葉」のコラボレーションを実現しました。
     
    この障子アートをご覧になった方には「繊細できれい…」「透かし模様が絵になっているなんて」などと関心を寄せていただきました。このような好意的なお声がけはとても励みとなり、現在も、この絵和紙を使った新たな作品づくりに挑戦しています。
     
    今年は、9月に催行します日本橋三越の個展でも披露させていただく機会がありますので、その際にまたご紹介できればと思います。
     
    西嶋豊彦事務所
    竹田陽平

  • 素材を追求すること ~和紙にこだわり続けてきた7年間~

    2018.06.12

    みなさんは日々の暮らしのなかで「これは便利なものだなぁ…」、「こんなものがあったらいいのに…」などと、モノについて思うこと、考えることはありますでしょうか?
     
    現代の日本は、モノにあふれた時代だといわれますが、そんな時代にあっても、新しい商品は誕生しています。きっと今、この時間も、製作現場では、素材や製法について研究・開発が行われているでしょうし、昔も今も、作り手の気質というのは変わらないのだと思います。
     
    このことは、アートの世界でも同じです。
     
    みなさんはアーティストと聞くと「表現者」としてのイメージを思い浮かべる方が多いと思うのですが、美術分野のアーティストは表現者であると同時に、表現のために使用する道具や素材について考える「研究者」の一面を持っています。
     
    西嶋も素材について考え、追求してきた作家のひとりです。
     
    このブログに掲載している作品写真(花神 -アジサイ-)は、日本美術、日本画において伝統的に使われてきた素材「和紙」を用いていますが(白の模様部分が和紙です)、この和紙は紙の濃淡(厚み)の差で絵画を浮かび上がらせています。
     
    7年前、西嶋は自身の表現を追求するなかで、自ら和紙を紙漉きしようと思い立ち、各地の工房を巡り、話を聞き、紙漉きを学び、自宅に楮(こうぞ)の木を植え、和紙を漉きはじめました。そして、和紙で絵画的表現ができないかを考え、通常の紙漉きでは用いない技法を使って新たな和紙を生み出しました。(この透かし和紙を私たちは「絵和紙」と呼んでいます。)
     
    西嶋は、この絵和紙のほかにも、岩絵具、胡粉、金箔、漆など、日本の自然素材から生まれた素材についても過去に学び、新しい使い道がないかと日々探っています。こうした活動についても、またの機会にご紹介できればと思います。
     
    西嶋豊彦事務所
    竹田陽平

  • 西嶋豊彦「創と造2018 -現代日本絵画・工芸 新作展-」出品作品

    展示会のお知らせ「創と造2018」

    2018.04.16

    4月23日(月)より開催される「創と造2018 -現代日本絵画・工芸 新作展-」(東京・大阪・京都・金沢・名古屋の五都美術倶楽部共催)に出品しています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

     

    4/23(月)-27(金)
    東京美術倶楽部
    〒105-0004 東京都港区新橋6-19-15 東美ミュージアム内 [地図]
    Tel: 03-3432-0191
    Web: http://www.toobi.co.jp/

     

    4/30(月)-5/2(水)
    京都美術倶楽部
    〒605-0064 京都府京都市東山区新門前通東大路西入梅本町263 [地図]
    Tel: 075-551-1146
    Web: http://www.kyobi.or.jp/

     

    5/7(月)-9(水)
    金沢美術倶楽部
    〒920-0905 金沢市上近江町61番地 [地図]
    Tel: 076-262-0391
    Web: http://kinbi.co.jp/

     

    5/14(月)-16(水)
    大阪美術倶楽部
    〒541-0042 大阪市中央区今橋2-4-5 [地図]
    Tel: 06-6231-9626
    Web: http://daibi.jp/

     

    5/21(月)-23(水)
    名古屋美術倶楽部
    〒460-0008 名古屋市中区栄3-12-13 2・3階 [地図]
    Tel: 052-241-4356
    Web: http://www.meibi.or.jp/

     

    5/25(金)-28(月)
    東京美術倶楽部
    〒105-0004 東京都港区新橋6-19-15 東美ミュージアム内 [地図]
    Tel: 03-3432-0191
    Web: http://www.toobi.co.jp/

     

    当展示会の作品購入はオークション方式となっており、どなたでもご入札いただけます。ご希望の方は美術倶楽部会場にてお申し付けください。(開札式は5/29(火)に東京美術倶楽部で行われます。)

  • 画廊えんじゅ オープニング企画展「槐花」

    画廊えんじゅ オープニング企画展「槐花」

    2018.03.28

    この春、4月3日(火)、京都・東山にオープンする「画廊えんじゅ」のオープニング企画展「槐花(かいか) 」に参加します。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
     
    展示期間:2018年4月3日(火)〜15日(日)
    11:00〜18:00 (最終日のみ 11:00〜17:00)
    ※4月13日(金)には座談会(18:30〜19:30)があり、こちらにも参加します。
     
    画廊えんじゅ
    〒605-0028 京都市東山区三条通古川町入分木町76 [地図]
    Tel:050-3557-1723
    Web:https://www.galleryenju.com/

  • 日本画家・西嶋豊彦公式サイト

    解放 〜HPリニューアルにあたって〜

    2018.02.22

    本日2018年2月22日に西嶋豊彦は52歳を迎えました。
     
    当公式HPのリニューアルは、本人たっての希望でこの日に合わせて準備を進めてまいり、先ほどオープンしました。
     
    当サイトでは、西嶋豊彦が過去に発表した作品から、現在にいたるまでの作品および足取りをご紹介しています。小さな個人サイトではありますが、ゆっくりとご覧いただければ幸いです。
     
    ところで、本日HPを更改しましたのには、52歳という年齢が鍵となっています。それは、西嶋が人間の在り方について大きく影響を受けたという彼の父親が52歳で癌告知を受けたことと関係しています。
     
    先日、西嶋はこの日を迎えるにあたり、次のように話していました。
     
    「父親は癌という病を抱えるまで、世のため、人のためと猛進してきた人だったのですが、癌宣告を受け、次第に家に寄り添うようになりました。その様子を見て、私はどこか寂しく感じたのを今でも時々思い出すのです。父親の立場を考えれば、当たり前のことですが、何かが大きく変わったんだろう…と。
     
    幸いにも、今現在私は元気ですし、まだまだ叶えたい夢も目標もあります。そして、そこに猛進していきたい自分を感じています。
     
    父親の代わり…というと少し違うかもしれませんが、私は、この52歳という年齢を、もう一度生まれ変わる、これまでの自分とは違った生き方をする、もっと解放させていく、ターニングポイントとしたいと思っているんです」
     
    こうした想い、経緯からふだん、過去にあまりとらわれることの少ない西嶋が、この2月22日にこだわり、HPを一新すると決め、さまざまなことを一新していくために、これまでの作品や足取りをここにとどめ、また、今後の活動はこれまで以上に、公開(開放)していくことを決めました。
     
    表題にも掲げました「解放」は、これから西嶋が発表していく作品の大きなテーマとなります。
     
    今はまだ、その「解放」が、どのように表現されるのかわかりませんし、アートは人それぞれ感じるものなので、発表時に多くの説明はないかもしれません。
     
    ただ、今年9月5日に控える東京・日本橋三越での個展に向け、「解放」をテーマに掲げた作品を制作中の西嶋がみなさまに新作をお披露目するのを本当に心待ちにしている、ということは、ここにご報告いたします。
     
    長文お読みいただきありがとうございました。

     

    西嶋豊彦事務所
    竹田陽平