雑誌『美術の窓』に「読み書き障害」について寄稿文を掲載いただきました。

2018.08.29

9月5日から開催される東京・日本橋三越本店の個展まで、あと1週間となりました。

さて、本日は、アート雑誌『美術の窓』に掲載いただきました「アートと発達障害 ー読み書き障害ー」について、みなさまにお知らせいたします。ここではその内容を少しご紹介します。

西嶋には息子がいまして、「読み書き障害」「多動症」があります。昨年、西嶋は息子が苦手なことと自分の苦手なことがとても似ていることに気づき、それが読み書き障害ということを知りました。それまで自分が読み書きが苦手なことに大きなコンプレックスを感じ、家族にさえ隠してきたようなことだったので、このような障害があるということを知ったことは、とても衝撃的な話でした。

また、そのことを知ったとき、西嶋は長年秘めてきた苦しみが雪解けしていく、心がほどけていくのを強く感じたようです。そして、このときの何とも言えない想いを、表現者として時間をかけて昇華させて創作に励んだのです。今回の個展のテーマである「解放」は、この経験を通じて出てきた言葉でもあります。

この記事では、「読み書き障害が実際にどのような障害なのか?」という話をはじめ、西嶋が今後、親として、表現者として、「発達障害を持つ子どもたちの未来を明るいものにできるよう活動していきたい」という話も書かせていただきました。ぜひ美術の窓を手にとっていただければと思いますが、下の画像をクリックいただきますとPDFで寄稿文をご覧いただけます。

今後、当ブログでは、西嶋のこうした社会活動についてもお知らせしていきたいと思います。

西嶋豊彦事務所
竹田陽平